こんなネイリストは採用する

現在ネイルサロン6店舗を運営し、働くネイリストは55名
面接した数800人以上の現役サロンオーナーが教える「思わず採用してしまう人」とは…

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採用することは責任を持つこと

面接は、各お店の店長任せにするではなく、必ず自分も参加するというネイルサロンオーナーの吉田さん
ここ5年で800人以上のネイリストと会ってきたそうです

 面接はオーナー、教育は各店長や先輩スタッフという形がありますが、技術職であるネイルサロンの場合、面接と教育者は同じ方がいいと思います。
なぜなら育てる責任感が生まれるからです。自分の目で見て採否を決めたわけですからいい訳はできませんし、育てる責任感も生まれます。どんな理由であれ途中で脱落されてしまったら、全て採用と教育をした人の責任になるのです。

それを自分で採用しておきながら、あの子は使えない…など愚痴を言う人がいますが、それは教育の仕方に問題があるのだと思いますし、例え採用したネイリストの性格に難があったとしても、それを面接で見抜けなかった自分の能力のなさを、棚にあげる行為はいかがなものかと思いますね

なるほど…
採用した方の愚痴や脱落者がでるということは、自分の教育と面接力のなさを公開しているようなものなんですね…
(耳がイタイデス…)

自分の出来る事を明確に

そんな吉田さんが採否を決める時にポイントにしている事があるそうです

 未経験者でも経験者でもどちらでも同じなのですが、自分がこのお店に入って何ができるか、どんな事に貢献できるかを話せる方、つまり、自分自身のスキルを整理できている方かどうかという事です。

例えば未経験の方で、前職が接客業であればその経験、デスクワークであったならPCスキルなどネイルサロンでも活かせるスキルがあるはずです。

経験者も同じですね。どのようなお客様の対応をしてきたのか、どんなネイルデザインをしてきたのか、また指導ができるレベルなのか、など経験してきた事をしっかり整理できていて、尚且つきっちり伝えられる人。そして、その方の経験とスキルが今自分のサロンに足りないもの(ほしいもの)であれば、あとは人間性次第で採用します

なるほど…私はこんな経験をしてきました、こんなスキルを持っています、という事を整理できている事が大事なんですね

自分の事を意外と分かっていない場合が多いので、この機会にきっちり整理して履歴書などに書くとよいですね

○○で電話受付業務をしていました
刻々と変わる状況の中で作業員を配置する難しさがありましたが、その時培われた判断力と周囲への気遣いは貴社の電話対応にも活かせると思います

こんな感じで纏められたらいいですね!